『マダガスカルのバオバブ写真展』開催のお知らせ

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8月26日(土)から9月24日(日)まで、宮城県多賀城市立図書館の3Fギャラリーで多賀城市在住 写真家 堀内孝による『マダガスカルのバオバブ写真展』を開催することになりました。6月に出版した『マダガスカルのバオバブ』(福音館書店)に掲載された写真を中心に34点展示します。

バオバブは世界で10種ほどが確認されていますが、そのうちマダガスカルでは8種のバオバブが見られます。マダガスカルの南部、南西部、西部さらには北部にも足を伸ばし、その全てを撮影しました。

またマダガスカルの人びとは、バオバブを「レナラ」もしくは「レニアラ」(「森の母」の意味)と呼び、さまざまな形で利用しています。民族集団によっては、病気を治してくれたり、願い事をかなえてくれたりする「聖木」としてとても大切にしてきました。

一方で近年、耕作地を拡大するためにバオバブの森が焼かれ、急速にその数が減っています。気候変動による自然環境の変化も一部のバオバブの生存をむずかしくし始めています。

インド洋のマダガスカル島で多様な進化を遂げたバオバブの姿と人びととの関わりをどうぞご覧ください。